生きる喜び、悔いのない人生を生きるための資産運用 [私が本で書いたミッション]

最終更新日:2022年3月31日

 500名以上の医師が実践している、資産設計プログラム「自分4.0」、自立型投資環境に導く資産管理プログラム「My Life」を運営しています。

代表の川口一成です。

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「ほんとうに幸せな投資」 書籍の案内

 最近、多くの医師の方々から、資産運用について、節税について、相談をいただいています。

 時代的にオンライン相談が増えてきているせいか、「とりあえず節税したいので、情報だけほしい」「いい方法を教えてほしい」という問い合わせが増えています。

 プロフィールでも書いていますが、これまで、私は、数多くの医師の皆様、500名以上の医師の方々のアイデンティティと資産設計をヒアリングし、人生と資産の計画作りに立ち会ってきました。

 短期的な応急処置的な成功では無く、資産運用の真の成功の秘訣を、今、ここで申し上げるなら、目先の知識やノウハウだけに留まらず、本気で、「人生と資産」の悩みを終わらせるという覚悟を持つということです。

 大袈裟な表現をしましたが、いくら知識があっても減量と同じで、実践しないと体重は落ちません。

 そして、その知識の活かし方について知らないと、知識は、行動を抑制するという弊害もあります。

 今回は、相談の質の傾向に対して、どうしても伝えたい、私が思う、この仕事をしているミッションについて、または、投資の本質について、お伝えしていきます。

 皆様との出会いが上辺の話で終わらないように祈りながら。

 

生きる喜び、悔いのない人生を生きるための資産運用

 初めて社会に出て働き始めた頃は誰でも、この仕事を通して成長したい、技能を習得したい、社会に貢献したい、収入を増やしたい、家族を幸せにしたい…などと思ったはずだ。

 だがおよそ40歳になるころだろうか、長いキャリアの折り返し地点位に近づく。そのころには仕事を始めた時に描いていた目標や成果を、ほぼ達成できていることに気づくはずだ。

 そこではたと気づく。不安の種がひとつぶ、芽生えてくる。この先も、今までの繰り返しなのだろうか。今まで以上の夢はこの先にあるのだろうか。新たな夢や目的がないまま人生を置いていくのだろうか…、と。

 還暦や定年が近づいたり、あるいは親世代を見送ったり子供が独立したり、人生の節目に差し掛かることで、それ以降の人生について様々な疑問や不安が押し寄せてくることもあるだろう。

 現実現実的に言えば、高齢になればなるほど人生の「選択肢」はだんだん少なくなっていく。それがひしひしと自分に迫ってくるのを感じる。

 そんなときに、一度立ち止まって、あなたの人生の目的がそもそも何なのかを考えてみてはどうだろう。

 人生の目的? 今従事している仕事を全うすること? 家族と幸せに暮らすこと?

 それだけだろうか。

 人生の目的は、社会人になった「入口」とか、生き生きと働いている「途中」で見つかるとは限らない。働き続けてきて現在の仕事が、人生の目的を実現するための理想形とはかぎらない。むしろもっと以前、仕事に就くまでの「生育歴のなか」に、目的の端緒があったはずだと私は考えている。

 弊社 (以下IP社) のコンサルティングの大きな特徴の1つとして、「ライフウェイク」がある。これはクライアント自身に、これまでの人生を思い出し、人生の浮き沈みを視覚化することで、価値観や人生観を振り返ってもらう自己分析方、コーチングメソッドだ。

 働いていくなかで、人生の目的が鮮明になる人も、見えなくなる人も、見るのをやめてしまう人もいるだろう。人生の途中がどうであっても、将来、この世を去るときにはできるだけ、無念や後悔のない人生にしたいものだと、誰もが思うはずだ。あれをしておけばよかった、こんな生き方をして失敗してきて失敗だった、などと誰もがそんな気持ちで、人生を終えたくない。

 お金に振り回されることなく、働くことの意味と誇りがあり、生きることが最高に楽しい人生になれば、幸せだろうし、無念も後悔もなく、この世にピリオドが打てるはずだ。

 人生の目的はいつのまにか見失ったり、意識せずに毎日を過ごしていたりしたとしても、途中で「再設計」することができる。再設計して人生の目的を掲げ、ゴールを決める。その目指すゴールから逆算した生き方、働き方を考えれば良いのだ。それを実現するために必要な資産設計と資産運用をサポートしていくのがIP社のミッションだ。

「自分の人生のゴールが見えているだろうか。

 どんな[ゴール]を目指していたいか、わかっているだろうか。」

 IP社で多くの方々の人生の目的を聞きだし、コンサルティングをしていくなかで、「ほんとうは、こんな人生を送りたかったんだ」「私はこんなふうに働きたかった」などと、軸足が固まった何百人ものクライアントと出会うことができた。

 みな、生きる目的を再確認し、働く意味を考え、目的達成に向けてどう働くか、いかに資産運用をするか、新たな道を歩み始めた。そうなると、もう不安に苛まれることはなくなった。

 あなたはこれまで、資産運用や投資の目的を、「お金を増やして将来や不満を解消すること」「いま手元にある資産を最大化すること」考えてきたかもしれないが、実はそれは違う。

 投資とは、金融商品や不動産といった「モノ」に対するのではなく、一人ひとりの「生き方」に対してすべきものだと、私が考えている。その生き方やゴールを実現する適切な資産運用の詳細や専門的なことに関しては、プロの力を借りればいいだけのことだ。

 私がこの本を書いた動機と結論を先に書こう。

 幸せな人生は、お金だけでは手に入らない。「生きる喜び」があり、「働く先に夢がある」と、人は幸せになれる。最後まで悔いのない人生を生ききれば人は幸せだと思える。

 そんな日々を送るための人生設計、資産設計をしてみませんか、と伝えたくて、私はこの本を書いた。

 これまでたくさんのクライアントをサポートして、不安のない、悔いのない、充実した人生を「再設計」するのに伴走してきた。

 あるクライアントは、自分1人で1億円を稼ぎ出す開業医で、年収は4000万円だった。あなたはそんな彼の人生をうらやましいと思うのではないだろうか。何の不安もないに違いないと思うのではないだろうか。

 そんな彼の納税額は1400万円を超えている。あなた自身の身に置き換えてみて欲しい。払わなければならない税金が毎年1000万円以上もあると想像するだけで、その重みと息苦しさを感じるのではないだろうか 。

 彼が医師となったのは、「医療を通じて地域の役に立ちたい」と思ったからだという。つまり、彼の人生の目的、仕事の原点は、「医療者として地域貢献したいから」だった。その目標を実現すべく、がむしゃらに働いてきて、現在に至った。

 高い売り上げがあるということは、彼の目的が叶って、地域に役立っていることの証左である。ほんとうにに立派な人生を、意欲的にこれまで送ってきたのだ。

 だがいま、高齢化が進むなかで、彼が働く地方都市の人口はどんどん減っている。この先もさらに減ることが予測されている。「地域消滅」時代の真っ只中で、彼のビジネスでもある市場も消滅するリスクがある。

 つまり、「医療を通じて地域の役に立ちたい」がために働いてきた彼の人生が、風前の灯になる時期が遅かれ早かれ、目の前に迫ってきたということだ。

 いまはまだいい。しばらくは、ビジネスが安定しているだろう。だが将来患者さんがどんどん入っていけば、その分、クリニックの経営は難しくなるかもしれないし、今の収入は得られないかもしれない。子供に後を継いで欲しいとはいえない状況になるかもしれない。

 だからといって、目先のコストを下げるために、医療の質を落とすわけにはいかない。自分は、医療を通じて地域貢献するために生きているのだから、いい加減な仕事ができない。

 ビジネス上の閉塞感と、医師としての志の間で悩み、彼は揺れ動き、どうしたら良いのかを考えあぐねていた。

 その開業医は、IP社のコンサルティングを受けて、人生の目的を再設計した。

「患者さんが最後の1人になっても医療を続ける」

「社会構造の変化でいいけどが今より小さくなっても医療の質を下げない」

「地域に貢献する医療者として人生を全うする」

 これらを目的として再設計した。そして、それを遂行するために、クリニックの事業収入がこの先にたとえ減ったとしても困らない、ずっと働き続けられるだけの資産設計を考えることにした。

 それまで、この開業医は、リタイヤ後にこれぐらいのお金があれば、という発想で、キャッシュ型の資産設計をしてきた。忙しかったせいもあるだろうが現預金をしておく程度しか考えてこなかった。

 IP社とパートナーシップを組んでからは「地域医療の質を落とさないための資産設計・運用」をゴールに設定し、海外投資や金融商品等フロー型の投資商品の組み立て方に変更した。

 彼は現在も、これまで通り地域1番の開業医として、相変わらず忙しい毎日を送っている。だが、そこにはもう以前のような不安は無い。未来に向かって幸福を噛み締めながら働いている。本業での収入とは別に資産を運用し、将来に備えて「お金」にも働いてもらってるからだ。

人生の目的があること、不安も心配もないことが、彼の幸福度を上げた。

 資産運用・投資と言うキーワードを出せば、「株式投資」「不動産投資」「FX」「生命保険・年金保険」など、資産運用、投資商品をすぐ連想するのではないだろうか。証券会社や保険会社の窓口で、「資産運用を考えたい」と相談すれば、早速何らかの商品説明が始まるに違いない。

 これは資産運用とは、何か資産運用「商品」に投資すること、と言う思い込みが日本中にあるからだ。

 しかし、資産運用・投資を具体的に決める行為は、資産運用を体系的に考える全体像のわずかな部分でしかない。 資産運用投資を考える上で最も重要な事は資産運用の「目的を考え」、資産を運用することで実現する将来の「ビジョンをイメージし」それを具体的に「計画する」思考だからだ。

 つまり、本来の投資とは、金融商品や不動産といった「モノ」ではなく、あなたが実現したいと考える「生き方」に対して行うものである。 それをこの本で伝えていきたいと考えている。

 最後のページにたどり着くときにはきっと、あなた自身の「ほんとうに目指すべき道」が見えてくることを願っている。

 続く…

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