経済的成功の先にある 理想的な人生の見つけ方 [自己実現×自立投資家×資産管理]

最終更新日:2022年3月31日

 500名以上の医師が実践している、資産設計プログラム「自分4.0」、自立型投資環境に導く資産管理プログラム「My Life」を運営しています。

代表の川口一成です。

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「ほんとうに幸せな投資」 書籍の案内

 

 「資産運用と人生が繋がっていない人って多いですよね。」私の率直な印象です。

 特に最近は、「とにかく節税したい」「お金を増やしたいので良い方法を知りたい」という相談が多いように思います。

 背景には、コロナ渦で、事業成長、給与upが見えないにも関わらず、株価が上昇していてる・・・国の歳出は175兆円がバラまかれて、インフレが心配、、、

一般会計における歳出・歳入の状況

 この株価の上昇も、単純にお金の価値が減っていて、インフレで資産が上昇しているだけだ!と言う人もいます。

   21世紀の資本、トマ・ピケティの有名な公式。

 

   今、恐ろしいくらい、資本収益率、経済成長率の格差が広がっている時代といえます。

   解決策として、お金をただ残しておくのではなく、個人資産運用を考える人が増えていると思います。

 そこで、今回は、、、

  • 経済的成功の先は何だろう?
  • やりたいこと×得意なこと[才能]×資産管理が、かみ合う人生とは?
  • 本当にしあわせな投資とは?

について詳しく説明します。 

 医師、歯科医師の先生なら、まじめに働けば、必然的に収入は高くなりますが、、、そんな経済的成功を、今まさしく得ようとしている方に向けて、自分の今の状況からどうやって、次のステージに移行していくかを紹介します。

四住期という考え方

 古代インドでは、人の一生を4つの大きな括りに分けた「四住期」という考え方があります。

 そして、その時期その時期の生き方の判例を示し、どこかの国のおばかさんのような一生働くだけの人生などという愚を避けるように、、、あなたは今、人生のこの時期だからこう生きなさいよと知恵を示したというお話があります。

学生期  (がくしょうき)

0歳~25歳 誕生して人間としての生きる知恵をつけるための学びの時期

家住期  (かじゅうき)

25歳~50歳 社会人として伴侶を得て家庭を作り、仕事に励む時期

林住期  (りんじゅうき)

50歳~75歳 仕事や家庭から卒業し林に庵を構えて、自らの来し方行く末を深く瞑想する時期

遊行期  (ゆぎょうき)

75歳~100歳 林(庵)から出て思うままに遊行して人に道を説き、耳を傾け、人生の知恵を人々に授ける時期

 

 現代の日本でも同じように考えられます。古代インドすごいですね。

 0→1が、職業選択なら、1→2は、職業的成功でしょう。

 最近は、稼がない、出世しない美学みたいなのがありますが、ここは、資産管理のコラムなのでスルーします。

 仮に[職業的成功=経済的成功]なら、この状況から、次の成功、[2→3」へは、人生の真の成功と定義できます。今回のテーマです。

 人生の成功なんて、人それぞれしょうが、経済的成功の次のビジョンとしては、どういった要素が考えられるのでしょうか。

マズローの欲求5段階説をこの上なく丁寧に解説する。あなたの欲求はどのレベル? | 八木仁平公式サイト

 天職の発見、人生の目的、使命、自己実現、才能開花、夢の実現などそれに近いと思いますが、経済的成功だけでは、人生は、儚くも、物足りなくも、寂しくもありますよね。

そもそも資産運用は何のためにするの?

 資産運用の本質を知らないのに、「とにかく節税したい」「お金を増やしたい」というだけで行動を起こしても、真の満足はありえません。

 ですから、そもそも資産運用とは何なのかを説明します。

 資産運用というのは簡単にいうと、自分の人生をよくするために行うことです。

 資産が増えたら人生がよくなるのは当たり前じゃないか?思うかもしれません。

 当たり前すぎて、気づいていないかもしれませんが、それが資産運用の目的です。

 では、お金の価値と年齢についてお話します。

お金の価値はどうやって測るの?

 お金の価値は、使う時間と使う人の状態によって変わるという話をします。

 少しお金の知識のある人なら、今日の10,000円と来年の10,000円が価値が違うのは理解できるでしょう。

 では、20歳の10,000円と、80歳の10,000円は価値が違いますが、その理由は理解できるでしょうか。

 なんとなく理解できるけど、よくわからないという人は、次の問題に置き換えてください。

 間もなく死ぬ人にとっての10,000円と、あと60年生きる人の10,000円の価値の違いです。

 言うまでもなく、間もなく死ぬ人にとって価値のあるのは、家族の優しい声かけなどお金で買えないもので、お金はもう要りません

 つまり、お金は人生の終わりが近づくと、どんどん無価値になるのがわかるでしょう。

 少し、例え話を・・・私の子供の頃に、ドラゴンクエストというロールプレイングゲームがありました。(今もありますね。)

 ゲームの前半は、武器を買ったり、道具を買ったり、旅を進め、強くなるためにお金の取得は大切な要素でした。

 しかし、ゲームの終盤になれば、最後のボスを倒すことのみが、ゲームの目的に縛られてきて、もうその段階では、お金の価値は無くなっていて、ゲームの中でもそれほど意識しなくなります。

 人生にも、近いところがあって、ゲームの前半は、いったことのない街、武器、出会ってない人や敵、知らないことが無限にあって、選択肢がたくさんあって、冒険して新しく出会っていく感覚は、非常にわくわくと楽しいのですが、ゲームも終盤になると、最終目的が見えてきて、出会うこと、手に入れれることは、だいたい、わかってきますし、選択肢も、ラスボスを倒すということしかなくなってきます。

 人生も前半、後半では、やはり、大きく違ってきて、良くも悪くも、これまでの経験で、だいたいわかってしまうモノです。

 お金の価値は、それを他のモノやサービスに交換できるところにあります、しかし交換が必要、交換したいという意志が働く前提として人間の欲望があります。

 若いときは、欲しいもの、したいコトが多すぎてお金はいくらあっても足りません。

 しかし、年齢を重ねると欲の質が変わってきます。

 例えば、欲しい(交換したい)モノがなくなればお金はあなたにとって無価値になります。

領収書, 支払い, 買い物に行きます, 富, スーパー マーケット, 通貨

 極端に言うと・・・あなたにとってのお金の価値は、あなたの余命とともにゼロに近づいていくのです。

 どんな人も、いつかは必ず死ぬわけですが、死の直前になってものが買いたい人はいないでしょう。

 多くの人が、「死ぬまでに金は使い切る」「葬式代だけ残して生きている間に全部使う」と口で言いながら、多くはお金を残して亡くなります

 それは、死ぬ時点で資産ゼロというところに、ピンポイント着地を目指すからで、いつまで生きるかわからないので実現困難なことです。

お金の価値は、使う人の状態によって変わる

 もう一度、話を戻しますと、お金の価値は、使う人の状態によって変わるとお話しましたが、人生の状況、ステージ、自分の人生に期待する「人生観」、幼少体験や、使命感、やりたいこと、夢、健康状態、余命、などによって変わるということです。

具体的には

  • そこそこで、人生、人並みで十分と思う人
  • 死ぬまでにやりたい100のコトなど、全てやり切りたい人
  • 幼少期の体験から、社会の課題解決を使命にしている人
  • 老後は、妻と旅行など、楽しみたい人

これらは全て生き方です。

 多くの高収入の人は、若くて元気で、まだまだ、やりたいことがいっぱいあって、とにかく頑張って、チャンスをものにして、責任を果たして、その結果、専門家and高収入になっています。

 選択肢がたくさんあるから、その選択肢を叶えてくれるお金や資産を、とりあえずたくさん持っておきたいというのが、最初のお金の欲望です。

 次には、人生というゲームの目的が、徐々に見えてくるようになると、人によっては、開業したり、転職してたり、何かを始めたりするのですが、家庭があったり、医院経営があったり、人付き合いがあったりして、お金が必要という欲望が継続してあるでしょう。

 必要だからと、手にした富は、次は、どう活用したらよいと思いますか?

 それを考えていくことが、経済的成功の先にある 理想的な人生のスタートではないでしょうか。

 ここであなたにおすすめしたいのは、「とにかく節税がしたい」「お金を増やしたい」と単純に考えるよりも、少しずつ自分の人生のライフサイクルについて考える時間を増やしてほしいです。

 人生の後半に向けて、資産と人生観が、かみ合うと人生は大きく好転していきます。

 とにかく短期で、やみくもにお金を求めずに、お金があることがストレスになったり、家族の絆を壊したりすれば元も子もありません。

 「自分らしくない」時間を減らして「自分らしい」時間を増やしていく、こういうふうに考えてみてください。

人間の欲望の根本は、5つのゴールで表現できる

 私たちの研究では、人間の欲望の根本は、5つのゴールと連動しています。

 

  • 家族との100点のイメージは?などで、出てくる理想的な状態です。
  • 子供の時からの夢、
  • 職業的な目標、
  • 社会、地域へ対する貢献意欲
  • 才能、執筆、講演、

 これらの5つゴール、しっかりと覚えてください。

 自分らしく生きるためにはこの5つの要素を1つずつ見つけて、未来の人生に、少しずつ取り入れていく事が大切です。

 そうやって増やしていくうちに、いつの間にか「自分らしい生き方」が手に入ります。

 自分らしい生き方と、富のコントーロールが繫がった時、理想の人生、ほうとうに幸せな投資ができるようになります。

最後に・・・

 精神分析家、発達心理学者のエリクソンは、ライフサイクル論を提唱していますが、人生の最後のテーマ、、、「人生の統合」「自分の人生に感謝できるか?」があります。

心理社会的発達段階|犬の図書委員🐕|note

 最後の最後に、自分の人生を肯定して旅立てるかどうかは、現代の社会では、資産の悩みを無くしておくことは、極めて重要と思っています。

 あなたが、私たちのメソッドを使って「自己実現×自立投資環境×資産管理⇒理想的な人生の実現」をしていただけるように応援しています!

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