医師のお金の悩み、だいたい決まっています。その解決策を紹介します。

最終更新日:2022年5月11日

 500名以上の医師が実践している、資産設計プログラム「自分4.0」、自立型投資環境に導く資産管理プログラム「My Life」を運営しています。

代表の川口一成です。

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はじめに

 今回は、「医師のお金の悩み、だいたい決まっています。その解決策を紹介します。」というお題で、節税、資産形成、運用、資産管理で、悩まれている先生方の為に書いてみたいと思います。

 私の会社には、年間1,000件の節税、資産形成、運用、資産管理など、多くの相談が来ます。

 そんな数多くの相談があれば、相談は、様々なんだろう・・・と思うかもしれませんが、最近、これらの相談1つ1つは、バラバラのように見えて、実は、一緒の問題から発生しているという気付きがありました。

 もちろん、その方の年齢、収入、勤務先、家族構成など、発する言葉は、それぞれ違います。

 しかし、人が、当たり前のように、食べなければ、お腹が空いたり、ケガをしたら痛かったりするのと同じように、状況が違っても、人類特有の悩み?誰もが悩む前提のようなこと?宿命?と表現すればいいのか、生きる上で、辿る道で、出会う問題は、そんなに複雑ではなく、共通して課題感があるというのが、今の私の見解です。

 年間1000件、10年で1万件、こんな膨大な数の悩みを、聞いてきたら、やはり、ある共通点、一貫性、法則、パターンのようなものが見てきます。

 相談の内容は様々なのですが、[医師×人生×資産]という視点では、一貫性があって一緒ということになります。

 この辺りの話をすることが、医師の皆様に有益な情報となると思いましたので、解説していきます。

 お金や資産の悩みは、できるだけ人生の早いタイミングで終わらせて、自分のやりたいことを実現していくことに集中した方が絶対におすすめです。

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 では、解説していきます。

 繰り返しになりますが、私の会社には、年間1000件の医師の方々から、節税、資産運用、投資などの相談が来ます。

 いくつか、その時にいただく「声」を紹介すると、、、

相談 年間1,000件 「声」

「税金が高い」「収入は高いが、思ったより手元に残らない」「仕事の責任の割にはお金は残らない」
「激務で、お金や資産運用はほったらかし」「忙しいから、考える時間がない」「生活は困らないから、お金の運用は、人任せ、先送りになっている」
「労働集約型の働き方なので、体の衰えや、激務で、いつまで、この働き方ができるか心配」
「ストレスも結構あるので浪費は結構している」「人生ベースで、お金の試算をしてないので、どの位つかっていいかわからないので、過剰な浪費か、過剰な節約をしている。」

 

こんな感じです。

 これらは、よくある医師の方々の悩みの声で、ただ、並べるだけでは、一貫性やパターンを見つけることは、すぐにはできませんが、これから紹介する視点を通して見ればわかってくることがあります。

 この悩みの声 1つ1つは、貴重な声で、それらを丁寧に解決策を答えていく事は非常に大切なことは理解しておりますが、今回は、このコラムでは、一貫性、法則、パターンの話をしていきます。

 さて、ライフサイクルという言葉、聞いたことはあるでしょうか

ライフサイクルとは

 ライフプランとライフサイクル。

 ライフプラン、日本語に直訳すれば「人生設計」ですが、結婚、住宅の購入、子供の教育資金、そして、定年退職など人生にはさまざまなターニングポイントを表にまとめて、人生に終始を予測します。

 一方、ライフサイクルは、辞書によると、「人間の一生をいくつかの過程に分けたもの。」となります。

 下の図のように、年齢、ライフステージによって、その世代で悩むことや、解決が求められることなどがあり、加齢によってステージが進んでいくことになります。

 

 下の図は、このサイトのコラムでも、度々紹介していますが、人生と資産を表現したライフサイクルのグラフです。

 一般的な医師・歯科医師の働き方では、20代後半でキャリアをスタートさせ、年齢と共に身体は衰えていきながらも(青線で表現)、キャリア、経験を積むことで、収入は、30代40代にかけて伸びていきます(緑の線で表現)が、50代からその後半にかけては、伸びてきた収入も下がる傾向にあります。

 ここで、注目してほしいことは、、、

 この身体は老いて、収入が上がれば税金が増えて、家族などできれば保証が必要で、また、一般的に40代にかけては、人生の正午と言われ、自分の人生をもう一度、再構築したくなる、ミッドナイトクライシスという時期があって、キャリアの引退、事業承継、相続というように、年齢、世代ごとの課題があります。

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 これは、人である以上、医師である以上、逃れられない宿命とも言えます。

 まずは、この宿命、前提を理解しなくてはいけません。

 そして、この前提を理解した上で、世代ごとの課題を解決することで、良い人生の成長サイクルを描くことができるのです。

 

 ここで、より簡単に本質を理解してもらう為に、余計なことを省いたシンプルな資産と人生のライフサイクルの流れを書いてみます。

 

 ある医師の人生、、、

 キャリアが始まる→成長する→税金が高くなる、、、

 税金が高くなり資産形成や節税について考え始める→その結果、貯金や資産が、徐々に貯まるようになる、、、

 忙しくて、ほったらかして貯まった貯金も、いつしか考えるようになり、純資産を運用して→少しづつ、資産収入が増えてくる、、、

 身体を使った労働集約型の仕事で得る収入を、貯蓄の運用で増やしていき、徐々に、資本集約型の収入へとバランスを転換していく、、、

 転換が上手くいき、資本集約型、無形資産からの収入が増えてきたら、自分の時間が増えてきて、物心の余裕が出来て、自己実現の動機で生きたくなる、、、

 自己実現や成長動機で生きるようになると、その姿勢、生き方が、より良い品質を生み、それが認められ、さらに自己肯定感が高まり、成長サイクルが回り出す、、、

 この成長サイクルが、[人生×資産]の成功シナリオです。私の会社が、お客様に対して描く成功像(カスタマーサクセス)でもあります

 

 逆に言えば、この成長サイクルとその世代の時の課題を、ほったらかしにしていることが、先に紹介した、医師たちの「声」になるのですが、わかりますでしょうか。

税金が高い→忙しくて、無策、生活に困ってないから、ほったらかし

それでも、普通の人より貯まっている貯金→忙しいから、よくわからないから、困ってないから、ほったらかし

労働集約型の働きでの収入しかない→身体の衰えが心配、お金や無形資産に働いてもらう仕組みがない→先のキャリアが見えない、先々不安

 逆のシナリオがこんな感じです。

 これらのライフサイクル上の問題の放置が痛みの声になるのです。

 税金が高くて、その対策の方法がわからなくて・・・悲痛な声となる

 預貯金を目的を持って運用してこなくて、労働集約型の収入だけで心配で・・・悲痛な声となる

 お金を体系的管理してなくて、見通しがたちにくくて・・・悲痛な声となる

 というようなことになるのです。

 初対面の医師の方とお話させていただいて感じることは、「全体的に上手くいっていないことだけわかる」という段階や「特定の問題が上手くいっていないことは認識しているけども・・・」という段階の方が多いということです。

 上手くいっていないことという認識はしているけど、次にどんなアクションするか、あるいは、問題に対してこういう風にしたい、という段階まで進んでいない状況と言えます。

 この状況のことを「ネガティブな感情を味わっているステージ」と、私は呼んでいます。

 これらの問題があるために、医師の方の中には、恐れ、不安、怒り、悲しみ、失望、孤独感などの、さまざまな感情を味わっています。

 感情が強くネガティブすぎて、お話しても前向きになれないという医師の方も稀にいらっしゃいますが、多くの方は最初のセッションで、考えを整理し、問題に気づき、目の前の現実に対して「最善に向かう」という心のスイッチを入れ始めます。

このコラムで、全てを伝えるのは限界があるので、カンタンに表現すると、下の図のように、

労働集約型→資産集約型

自己犠牲→自己実現

 シンプルには、これらを転換することが、30代~60代のライフサイクル上の課題解決と言えます。

 最後に、まとめとして、これだけは、ちゃんとしてくださいという間違った3つの生活スタイルを紹介して終わりにします。

 その原因は、医師の方の3つの間違ったライフスタイルが原因です。

間違った3つの生活スタイル

 「年収の割に、お金が貯まっていない…」「仕事の責任や価値の割には、手元に残るお金が少ない…」「先のキャリアが見えずらい…」これらの問題は、3つの生活スタイルにあります。

  1. 税金に対して、そのまま払っている、無策な状態
  2. お金に働いてもらうノウハウを知らない
  3. 貯金はほったらかし

 1つでも当てはまれば、今すぐ、変えましょう。

おわりに

 私たちのメソッドで、人生の大切なこと、資産管理が繋がり、生き方が変わり、人生が変わった事例はたくさんあります。

 このドラマでは、、、資産の検討を通じて、人生の大切なことの発見をして、これまでの人生の優先順位が変わり生き方が変わって、その背中を見てきた子供が、進路を変え、「後を継ぎたい」となったストーリーで、実話を元にしたものです。

 

 

 このように、生き方さえも変わるこのプログラムの価値を多くの人に知ってほしいと、役者さんもオーディションを行い決めて、撮影場所の歯科医院は、実際の医院です。理念をご理解いただき撮影協力をいただきました。

 ぜひ、お手伝いさせていただけたらと思っています。

 

 自己実現の発見について、深く書いたコラムがあるので、合わせて読んでください。

・資産運用×資産管理のことで、まだ、解決できていない人に、最初に伝いたいコト

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