【激務・高納税】不安や葛藤を和らげる資産検討の方法6つ

最終更新日:2024年11月4日

 500名以上の医師が実践している、資産設計プログラム「自分4.0」、自立型投資環境に導く資産管理プログラム「My Life」を運営しています。

代表の川口一成です。

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「ほんとうに幸せな投資」 書籍の案内

 

 このサイトでは、年間1,500人を超える医師からの問合せと、累計500名以上の医師の資産設計のサンプルデータから発見した、「医師の理想的な人生とお金の管理をあり方」をお伝えしています。

  • 仕事には誇りを持ち満足しているが、激務、責任の割にはお金が貯まっていない
  • 税金の対策や資産の運用は、ほとんどしていなくて、年収の割には資産が少ない
  • 仕事は好きで長く続けたいけど、労働集約型の働き方で、体力の衰えもあり、いつまで続けられるか不安
  • 資産やお金や無形資産に働いてもらい、自分の生き方を労働集約型から資本集約型の生き方にシフトしたい
  • 自己実現、理想のキャリア、夢などを叶える財産基盤の作り方を学び、成長動機で生きたい

などの悩みを持つ方にとって、進む道を定める助けになるような発信をしていきます。

不幸になる資産の検討から、幸せになる資産の検討へ。幸せを描き叶える人が溢れる未来へ

「激務、心理的負担の割には、高い税負担により手取りが少ない…」

「収入の割には、資産が貯まっていない…

「激務で、労働集約型の働き方で、身体の負担、衰え、いつまで激務を続けれるか先々が不透明…」

 繰り返しになりますが、弊社には、医師から、税、資産についての問い合わせが年間1500件ほどあります。

 この高い「税」の問題、医師たちが感じている「痛み」をどう解決すればいいか?…数多くの財産設計のコンサルティング事例やサンプルデータを持つ 私だからこそ、どう伝えれば悩みを少しでも解消できるか考えながら書いています。

 やはり思うのは、冒頭の悲痛な言葉たちは、私の職業的使命を、強くさせ、自分の信念が間違っていないことを感じ、そして、私たちのメソッドを普及することがお役に立てると確信します。

 これらの悲しい言葉の背景には、間違った資産の検討方法に根本の問題があります。

 少し、変わったことを言うかもしれませんが、本来、資産やお金というのは、そもそも価値はありません。

 資産に価値を与えるのは、人であり、人が活用することで資産に価値がはじめて生まれます。

 わかりにくい表現かもしれないので、別の言い方をすると、お金の価値というのは、使い方で変わります。

 お金の使い方上手な人が持つ1000万円の価値と、お金の使い方が不器用な人が持つ1000万円では、価値が全然違うということは何となくわかるでしょうか???…お金の価値は、人生に反映させて価値は測られものだと認識してください。

 それらの原則を忘れ、資産やお金の検討の目的を「損得」だけで行うと、もっとも大切な、人生に「富を活かす」そのような計画を立てなけれ、下手したらお金の為に働くということになります。

 大切なことは、お金というのは、生活に必要なお金を超える部分は、自分の人生を良くするために活用するもので、現代に蔓延している営利主義・能率主義の「損得」に流され、最も重要なことを見落としている人が多くいるのも事実です。

 私は、社会に出て、資産の検討を支援する仕事に就いてから、27年間、資産を検討する目的を「損得」ではなく、「人生の目的を叶えること」ということに、明確に変換してもらうことを使命としてきました。

 数多くの資産検討に立会い、アドバイスをし、コンサルティングもしてきましたが、「損得」の基準で考える…この思考は深刻なデメリットを人生に与えます。そして、この思考の背景には、営利主義、能率重視の潜在意識への刷り込みが必ずあります。

 行き過ぎた営利主義、能率重視の弊害は、たとえば、毎年3月20日に「世界幸福度報告(World Happiness Report)」では、日本の幸福度は、世界47位で、先進国では最低レベルでした。

World Happiness Report 2023より引用

 この結果は、私たち日本人が、富を幸福に活かせていないことを意味しています。目先の利得を前に一人の人間としての自分の生き方を置き去りにした結果といえるのではないでしょうか。

 、社会からは、Well-being[ウェルビーイング]× wealth[]が求められています。

 営利主義に疲弊する時代を立て直すのは、内面から人生を深く観察し、理想や恩、夢など、人生の願望を明確にし、生き方再発見し、その大切な生き方 Well-being[ウェルビーイング]≫ を実現する ≪wealth[富]≫ のコントロールの技術を持つこととで、人は、必ず、感動的で豊かな人生のステージに入れるという使命を持っています。

資産の検討の質を変えば解決する?

 本題の「【医師】激務や高い税負担を和らげる資産検討の方法6つ」に話を戻すと、冒頭の悲痛な言葉たちは、資産検討の質を正しく整えれば、間違いなく減らせます。

 また、医師たちのこの悲痛な葛藤からくる不幸感は、資産の検討において、間違った行動に走らせていることにも私は警鐘を鳴らしています。

 とにかく税の痛みを回避したいがため、目先の「節税方法を知りたい、ネットで節税方法を調べる」などは、最も良くない衝動的な行動です。

 また、「とりあえず資産形成をはじめたい」「銀行や生命保険会社、証券会社に相談する」「知人などの紹介でお金の専門家に相談する」これらの行動も、お金の悩みの根本問題を解決することはできません。

 私は、この資産に対する間違った行動には問題視しています。弊社に問合せをしてくれる医師たちも、この間違った思い込みによって、資産の検討が上手く進まず、少しでも気付いてもらうために、「医師・歯科医師ならあるある!?間違ったお金の課題認識とは」というマンガも作りました。

 ぜひ、参考にしてほしいです。→医師が間違いがちなお金の課題!

 先程も伝えましたが、日本人の幸福度が低い大きな原因が資産やお金の検討方法の「質」にあります。

 そして、お金の悩みの根本問題が解決できていないという、その状態の不幸感が様々な問題行動を引き起こします。

 この不幸感こそが、目先の節税の知識に走らせるという間違った行動だけに限らず、良好な人生に様々なデメリットを与えます。

 激務、高い税負担、命を扱う心理的負担は、葛藤となり、理不尽さを感じることもあるでしょう。生命力を低下させ、自虐感、家庭不和、さらに深刻になれば、様々なハラスメントに繋がると感じています。

 社会全体で観れば、人々の不幸感を起因とした問題行動が、、、いじめ、不健康、他者への思いやり不足、犯罪、大きな視点では、環境破壊や温暖化、行き過ぎた資本主義による搾取、非人道的な行い、など、数えれば切りがありません。

【激務・高納税】不安や葛藤を和らげる資産検討の方法6つ

資産の検討の質を高める6つの方法は、主に以下の6点です。

  1. 目先の節税の知識を追いかけない
  2. 資産運用の手段からは考えない
  3. 人生のゴールから逆算する
  4. 自分の人生の未来、「人生計画」を明確にする
  5. 医師など同じ属性の人のライフサイクルを知る
  6. なぜ、資産を増やしたいのか?それで何をしたいのかを考える

 この方法は、実際の資産検討のコンサルティングの現場で行っている方法でもあります。

1.目先の節税の知識を追いかけない

 節税方法を知っても、脱税と節税の区別や、実は節税方法の多くは、税の繰延べが多く、その出口についての検討や、ネットや書籍で載っている知識だけでは、役には立たないケースは多くあります。

 特に、脱税と節税を線引きを間違うと大変なことになります。

 後の話にも繋がりますが、節税するにしても、自分の資産をどうしていくのかという、自分の人生のデザインがないと、出口も定まらないし、専門家との連携もできないので、目先の節税の知識を追いかけるのはお勧めできないことは覚えておいてください。

2.資産運用の手段からは考えない

 やはり多くの人が、資産運用と聞けば、何らかの投資商品をイメージして、何に投資すればいい?どんな運用がいい?となります。

 でも、これまでも書いてきましたが、そもそも資産運用は何のためにするかと言えば、自分の人生を良くするために行うものです。

 この自分の人生に資産を活かすという本質を知らずに「とにかく節税したい」「お金を増やしたい」というだけで行動を起こしても、真の満足はありえません。

 お金の対価とは何か?といえば、人生で得たい価値と交換することにあります。

 お金の対価である自分の人生をどうするかが定まらないと、ちゃんと始めることは難しいです。

 旅行なら、目的地が決まってないのに移動手段を考えようとしている状態と言えます。移動手段は目的地が決まった後に考えるべきことですよね。

3.人生のゴールから逆算する

 お金の価値は、使う時間と使う人の状態によって変わるという話をします。

 少しお金の知識のある人なら、今日の10,000円と来年の10,000円が価値が違うのは理解できるでしょう。

 では、20歳の10,000円と、80歳の10,000円は価値が違いますが、その理由は理解できるでしょうか。

 なんとなく理解できるけど、よくわからないという人は、次の問題に置き換えてください。

 間もなく死ぬ人にとっての10,000円と、あと60年生きる人の10,000円の価値の違いです。

 言うまでもなく、間もなく死ぬ人にとって価値のあるのは、家族の優しい声かけなどお金で買えないもので、お金はもう要りません。

 お金は人生の終わりが近づくと、どんどん無価値になるのがわかるでしょう。

 余命数日の人と、あと60年生きる人にとってのお金の価値がが違うように、生きたい人生があって、それを叶える手段がお金で、だからこそ、お金に価値が生まれるものです。

 終わりを意識した資産運用の計画が大切になります。

 人生の終わりが最高になるような計画が資産運用の計画という認識を持ちましょう。

4.自分の人生の未来、「人生計画」を明確にする

 ライフプラン、日本語に直訳すれば「人生計画」ですが、結婚、住宅の購入、子供の教育資金、そして、定年退職など人生にはさまざまなターニングポイントを表にまとめて、人生に終始を予測します。

 未来が見通せないからから何となく不安を感じる。資産運用も何から手を付けたら良いのかわからない。ということになりますが、将来の生活や、子どもの教育について、明確にしていくことで、必要な費用や準備が見えてきます。
 
 言わば、ライフプランとは一人ひとりに合わせた地図です。地図ができたら、それに合わせて目指す方向に向かって進むことができますね。

5.医師など同じ属性の人のライフサイクルを知る

 ライフプランという言葉、一方でライフサイクルという言葉があります。

 辞書によると、「人間の一生をいくつかの過程に分けたもの。」となります。

 図にするとこんな感じですが、医師のキャリアで観たら、大学医局なら、研修医、医局員、助教、講師、准教授、教授、市中病院なら、医員、医長、医長、部長、副院長、院長、また、開業なら、開業の道がありますが、キャリアもライフサイクルで表現できます。

 ライフサイクル理論は主に心理学の分野ですが、他にも、キャリア発達理論、欲求5段階理論という考え方があります。

 以前から私は、既存のファイナンシャルプランニングの考え方だけでは、お金や金融を、人間の人生の幸福に活かしきれないという課題を持っていました。

 そこで、新しいファイナンシャルサイコセラピーという、心理学、心理療法とをミックスした考え方で、お金に対する思い込みや誤解を解いて、人が金融を使いこなしていくという学問を紹介しています。

 人が年齢と共に体力が低下し、当たり前のように税金を払い、家族の保障を考えながら、キャリア探索期から形成期、確立期と成長し、衰退していくという様々な過渡期やライフサイクルを、金融面でどのように資産を管理したらいいかという総合的な個人資産管理の考え方です。

 そのような視点を持つだけでも発想は変わるはずです。

6.なぜ、資産を増やしたいのか?それで何をしたいのかを考える

 私たちのコンサルティングの現場では、5ゴールカウンセリングというワークがあります。

  1. 家族、
  2. キャリア、
  3. 夢、
  4. 才能、
  5. 社会貢献、

 5つの分野のゴールやビジョンを聞くのですが、中には忙し過ぎて、「考えたことなかった。。。」という先生も結構います。

 お金とは、本来、人生を良くする為に使うモノなのに、使い方を生活安全欲求を満たす為だけにしか活用できていない人も多いです。

 やりたい治療への挑戦、地域への貢献、家族への恩返し、これらのことが実現できることは、医師として、悩みや葛藤が解決できていることだと理解してください。

 「本当に叶えたいことを明確にして、それを実現するために働き、お金もそこに活用する。」この当たり前のことができていない人が多くいることを覚えておいてください。

お金の悩みから解放される方法

 仕事に誇りとやりがいを持ち、長く続けていきたいと思う医師の方で、高い税に理不尽を感じ、激務に疲弊し、悩みや葛藤を感じている方は、以下の方法でお金の悩みから解放されます。

  1. お金についての理解を深めて目的を持たせる
  2. 医師特化のパーソナル・ファイナンシャル・サイコロジーの専門家と繋がる

 仕事はより良い環境で快適に続けていくために、お金の悩みを解決し、お金で悩まない環境を、できるだけ若い時に手に入れていただくことお勧めしています。

 自分だけではわからないという場合は、医師特化の専門家に相談してください。

 自分だけで悩まず、他人に相談してヒントを得ましょう。

最後まで読んでくださった方へ

 私たちのメソッドで、人生の大切なこと、資産管理が繋がり、生き方が変わり、人生が変わった事例はたくさんあります。

 このドラマでは、、、資産の検討を通じて、人生の大切なことの発見をして、これまでの人生の優先順位が変わり生き方が変わって、その背中を見てきた子供が、進路を変え、「後を継ぎたい」となったストーリーで、実話を元にしたものです。

 

 

 このように、生き方さえも変わるこのプログラムの価値を多くの人に知ってほしいと、役者さんもオーディションを行い決めて、撮影場所の歯科医院は、実際の医院です。理念をご理解いただき撮影協力をいただきました。

 ぜひ、お手伝いさせていただけたらと思っています。

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