【絶対 知ってほしい】よくある資産検討の間違った認識3つ
500名以上の医師が実践している、資産設計プログラム「自分4.0」、自立型投資環境に導く資産管理プログラム「My Life」を運営しています。
代表の川口一成です。
お知らせ
このサイトでは、年間1,500人を超える医師からの問合せと、累計500名以上の医師の資産設計のサンプルデータから発見した、「医師の理想的な人生とお金の管理をあり方」をお伝えしています。
- 仕事には誇りを持ち満足しているが、激務、責任の割にはお金が貯まっていない
- 税金の対策や資産の運用は、ほとんどしていなくて、年収の割には資産が少ない
- 仕事は好きで長く続けたいけど、労働集約型の働き方で、体力の衰えもあり、いつまで続けられるか不安
- 資産やお金や無形資産に働いてもらい、自分の生き方を労働集約型から資本集約型の生き方にシフトしたい
- 自己実現、理想のキャリア、夢などを叶える財産基盤の作り方を学び、成長動機で生きたい
などの悩みを持つ方にとって、進む道を定める助けになるような発信をしていきます。
【絶対 知ってほしい】よくある資産検討の間違った認識3つ
「節税の知識があれば手取りが増えて資産が増える」
「頑張って働いておけば豊かになれる」
「そもそもお金とは何か?真の富とは何か?」
お金の価値というのは、使い方が上手な人が持つ1000万円の価値と、お金の使い方が不器用な人が持つ1000万円では、全く価値が違うことは理解できるでしょうか?
猫に小判というニュアンスに近いかもです。
今回の記事では、資産の検討、税金対策、資産運用、などなど、よくある医師・歯科医師の皆さんの間違った認識について、その誤解を解いて、適切に検討できるように解説していきます。
ここで紹介している解説は、繰り返しにはなりますが、弊社には年間1,500件以上の相談実績があり、確かな実例にもとづき紹介する今回の記事では、ネットや書籍で拾える節税知識や手法論ではなく、医師の資産活用の極意を知っていただければと思います。
ここからは、本題である「【絶対 知ってほしい】よくある資産検討の間違った認識3つ」
- 「単純な資産運用、とりあえずの資産運用では、幸せで豊かにはなれない」
- 「従来の資産運用の検討の仕方では、真の豊かさは得られない」
- 「お金の専門家に相談しても、人生の幸せや自己実現は叶えられない」
それぞれ詳しく紹介します。
「単純な資産運用、とりあえずの資産運用では、幸せで豊かにはなれない」
解釈は、それぞれ かもしれませんが、基本的な意味としたら、欲求を叶える為に使うモノとなるような気がします。
しかし、もう少し、お金の活用法をわかっている人なら、生活をするお金を超えた金額、それ以上は、人生の目的を叶える為に使うということを理解しています。
このそもそもお金とは何か?という認識と、そもそも、資産運用は何の為にするのか?という目的が大切です。
その目的が「とりあえず老後の資金」にとか、習慣的に「何となく貯金に」などになっていると、資産の検討を支援するコンサルタントからすると危険信号です。
「単純な資産運用、とりあえずの資産運用では、幸せで豊かにはなれない」が間違った認識だと理解してもらう為に…お金の価値は、使う人の状態によって変わるという話をします。
(この話は私のコラムで過去に書いたことはあるのですが、大切なことなので繰り返し語ることにします。)
少しお金の知識のある人なら、今日の10,000円と来年の10,000円が価値が違うのは理解できるでしょう。
では、20歳の10,000円と、80歳の10,000円は価値が違いますが、その理由は理解できるでしょうか。
なんとなく理解できるけど、よくわからないという人は、次の問題に置き換えてください。
間もなく死ぬ人にとっての10,000円と、あと60年生きる人の10,000円の価値の違いです。
言うまでもなく、間もなく死ぬ人にとって価値のあるのは、家族の優しい声かけなどお金で買えないもので、お金はもう要りません。
お金は人生の終わりが近づくと、どんどん無価値になるのがわかるでしょう。
余命数日の人と、あと60年生きる人にとってのお金の価値がが違うように、生きたい人生があって、それを叶える手段がお金で、だからこそ、お金に価値が生まれるものです。
資産運用の検討を成功させるには生きるということに着眼することが大切です。
どう生きるのか?どんな職業的目標を持ち、どんな夢を描き、どんな貢献を心に持ち、家族とはどんなビジョンを描きたいのか?そんな人生のデザインがあるかどうかで、資産運用の検討の質は大きく違ってきます。
「素晴らしく生きる為にお金の活用の計画を立てる」ことが資産運用の検討ということになります。
せっかくなので、もう少し踏み込んで書いてみると、、、
ライフサイクル理論という言葉は聞いたことがあるでしょうか。
辞書によると、「人間の一生をいくつかの過程に分けたもの。」となります。
主に心理学と使われる言葉ですが、人が幸せに生きる為には、各世代ごとに、解決するべき成長課題というものがあって、キャリアにおいても、キャリア形成期、確立期、維持期といったステージごとに課題があり、キャリア発達理論と呼ばれてたりします。
この人が通る人生のステージ事の課題を意識して、資産のコントロールをしていくことが重要なのですが、ここでは説明しきれないので省略します。
詳しくは、いくつかライフサイクル、心理学、投資の実例について書いたコラムがあるのでリンクを貼っておきます。
investmentpartner’s社を起業した理由と私の投資事例の解説
資産形成実践プロジェクトで、税約33%低減、資産運用への資金が約3倍
人生の目的、叶えたいコト、夢や目標も、そのような願望を明確にし、人生にどう反映させるか?を意識した資産運用の計画が大切になので、「とりあえず」、ではなく、ここで書いたこと意識して検討してみてください。
「従来の資産運用の検討の仕方では、真の豊かさは得られない」
現在の資産 検討の枠組みの中で、、、「資産運用を検討してみよう!NISAだ!iDeCoだ!」と、銀行や証券会社に相談しに行ったり…
「これからは、不動産だ!」と、不動産会社に物件を見に行ったり…
「家族の保障を考えよう、貯蓄型の生命保険だ!」と、保険会社に相談したどうなると思いますか?
間違いなく、この投資信託が良いとか、この物件はどうのとか、どれがおトクみたいに、商品の説明やメリット強調され、トレーニングされたセールストークで、各社自社商材を勧められることになります。
さらには、「老後2000万円問題」やら、色々、データーを出されて、未来の脅威を煽り、対策を迫られるようなことになるかもしれません。
私は、持論として、日本の主観的幸福度が上がらないのは、日本人の投資や資産運用の検討方法の不味さだと思っています。
単純な多売的な投資取引が良しとされているリテールの大手金融関連会社は、企業都合の縦割りで、保険なら保険会社が、証券なら証券会社が、商品ありきでメリットを強調し説得するようなやり方や、未来の不安を煽り対策を迫るような投資検討では、日本人の幸福度は上がらないでしょう。
…資産を形成していく理由、…運用する目的、それらを考えて、さらには、自分は人生で何を成して、どうしていきたいのか?このような人生の目的や願望を明確にする。
それら人生の目的と富が繋がらないと、豊かで幸せな人生が味わえません。
これは、今までの経験上、たくさんの高年収の医師と対話をしてきましたが、収入の高さと幸せは比例しないことは絶対に言い切れます。
収入や富が、自分の人生の目的や願望と繋がっていない…責任感で働き、周りから尊敬、信頼されて、外からは充実した日々を生きてるように見えて、実は本人の認識は幸福感は低い、疲弊している…そんな人が多いものです。
誰から、資産の検討を習うか?とても重要なことです。
ぜひ、頭に入れておいてください。
「お金の専門家に相談しても、人生の幸せや自己実現は叶えられない」
どの運用がいいのか?...どれがお得か?…時代に合った方法?…新しいスキーム?…など、とにかく詳しい人はいます。
そのような人に相談すればお金の悩みは無くなるのか?というと、結論からいうと、少々難ししように思います。
世の中には、お金の価値を人生に上手に反映させる人と、お金の価値を活かせない人と、残念ながら2つに分けることができます。
繰り返しになりますが、お金というのは人生に反映させてその価値が測られるものなので、お金の運用や管理の知識だけではダメで、人生への活用ベースでの実績が無いと、真の満足が得られる相談相手とはいえません。
弊社には、「医師×資産」の設計書のサンプルが約1000件ほどありますが、結構、多いのが、、、例えば、お金の専門家に、勧められるまま、たくさん保険に入っていて、[死んだ時が一番お金持ち]になってしまうという悲しい現実を目にすることがあります。
このお金の認識を誤解してしまうと、このような、悲しいお金の計画をしてしまっている人が非常に多いということです。
また、人生のゴールとお金のゴールが決まっていなくて、漠然的に、もしくは、習慣的に、お金を貯めている状態で、単純な[老後の資金]ぐらいとしか認識していなかったりしていると、このような悲劇が起こります。
これをわかっていない人は、お金の専門家の中にも多いです。
お金に対する思い込み、バイアスがここにあるのです。
叶えたい人生や未来があって、それに必要なのがお金や資産という原則は、最も忘れてはいけないことです。
「人生を良くするには?」この答えは、人それぞれなので、こうすべきだとかは語る必要はないでしょう。
しかし、夢や自己実現や欲求を内観して、やりたいことをやっていること、または、やりたいことをやれるだけのお金の計画を立て、そして、それが、できそうな状態、もしくは、目途が立っている状態。
そんな状態こそが、お金の悩みが終わるということではないでしょうか?
これは医師の皆様でも同じことが言えるはずです。
志と努力、能力があって、今の立場になられたこと思います。
才能の開花のしどころ、家族との最高のゴール、職業的な集大成、40代までは、築いていく人生でしたが、これからは、どう人生をおろしていくか?そんなことが問われていくのでなないでしょうか。
ちゃんと人生をおろせるだけの資産の計画があることこそ、お金の悩みが終わる時です。
理想の人生の発見、それと、富をどう活かすか?大切な2つを同時に相談できることが大切です。参考にしてみてください。
以上が、【絶対 知ってほしい】よくある資産検討の間違った認識3つでした。
まとめ
今回は、【絶対 知ってほしい】よくある資産検討の間違った認識3つについて解説しました。
そもそも「間違った認識」とは、自分が自然にしている状態から発生している問題です。
お分かりの通り、間違った認識3つとも、自分の人生に反映させるという視点について、解説しました。
繰り返し解説したのは、やはり重要だからです。
忙しさや日々の仕事の特性上、自分ではなかなか気づけないことも多々あるでしょう。
しかし、認識を1つ1つ訂正していけば、確実に人生は好転していきます。
そのためにも、
- 「単純な資産運用、とりあえずの資産運用では、幸せで豊かにはなれない」
- 「従来の資産運用の検討の仕方では、真の豊かさは得られない」
- 「お金の専門家に相談しても、人生の幸せや自己実現は叶えられない」
実際の資産コンサルの現場でやりとりしている生の言葉をあげました。
一度に全部解決させようと思わず、ぜひ1つでも取り組んでいただけたら、かなりの効果があるはずです。
最後まで、お付き合いいただきありがとうございました。